どうも、ノブです!
去年の2月ぐらいに僕は世界遺産検定2級を取りました。
最後に海外旅行に行ったのは、新卒で入った会社を辞めて3か月間フリーターだったときです。
そこから新しい会社に転職して2年間は全然行けていない状態が続いていました。
そんなある時、猛烈に海外に行きたい病になってしまったんです。
ただ冷静になれば仕事上、長い休みは取れなかったのでこの気持ちをどうしたらよいか考えていました。
そんなとき、何かのテレビで芸能人が「世界遺産検定1級持ってます!」みたいな企画がやっていました。
元々僕は暗記系の方が計算をしてどうのこうのする系よりも好きでした。
そして世界遺産検定はただひたすら暗記すればよい試験なので自分には向いていると感じ、思い切って受けてみることにしたのです。
僕が受けたのは2月下旬の試験で、実際に勉強を開始したのは年明けぐらいからだったと思います。
結果は見事合格!!点数は80点。
合格ラインが60点なのでまぁまぁの出来ですね。
(と言いつつ資格が1つ増えてべらぼうに嬉しかった!!)
世界遺産検定は最近人気が出ているらしく、旅行関係の仕事に就いている方はもちろん。
僕みたいに趣味で取ったりする方も多いので、旅行が好きで歴史にも興味があるという人にはオススメな資格です。
暗記が必要な試験ではあるんですが、しっかりと参考書を読んで世界遺産の歴史・背景をイメージできるようになれば2級は普通に取れます。
今回はどの教材を使い、どのように勉強して世界遺産検定2級に合格したのかをポイントに分けてに紹介します!
世界遺産検定2級に合格するため使った教材
僕が今回の試験のために使った教材は主に2点。これだけです。
まずはテキスト。
くわしく学ぶ世界遺産300<第2版>世界遺産検定2級公式テキスト
参考書はこの公式テキスト。コレだけで十分です。
世界遺産検定事務局から出ていて、試験に出てくる重要キーワードなどもほぼ網羅されているので、この中の内容さえ頭に入れてしまえば合格できます。
他の級を受ける際もここから出ている公式テキストを使うのが最も効率的です。
続いて問題集。
世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2017年度版>
覚えられる人は公式テキストのみでもいいと思いますが、2級で扱われている世界遺産の数は300あり、テキストを読んだだけで全てを覚えるのは中々難しいです。
そこで、使えるのがこの過去問。
一冊の中に1級と2級の各過去問3・7・9・12月検定問題がすべて掲載されています。
この過去問を解くだけでも出題の傾向がかなりわかるようになるので、公式テキストと過去問のセットで勉強するのがベストだと思います。
教材に関しては以上です。
世界遺産検定2級に合格するための勉強法5つ
勉強法といっても基本的にはひたすら暗記していくものなので、いかに効率的に覚えることができるかが重要となります。
僕は仕事をやりながら、夜の時間と休みの日を使って勉強しました。
それでも2か月あれば全くのゼロからでも合格できます。
ここでは効率的に覚えるのに重要な5つのポイントを想定所要期間と一緒に紹介します。
1.まずは公式テキストをサラッと読み終える(1か月)
世界遺産検定2級の出題範囲は約300カ所あります。
これを一度に一気に覚えるのは至難の技ですよね。
なのでまずは、どんな世界遺産があるのかを知るためにも普通にテキストを読み進めましょう。
何よりも楽しんで覚えていくのが一番なので、旅行の本を読むかのように進めていけば大丈夫です。
一つだけ意識して欲しいのは、各世界遺産の解説ページの太字もしくは赤字で書かれている部分はなるべく頭に入れるように読んでください。
試験では特にこの太字、赤字の部分が問題や解答の選択肢として使われているので、とても重要なキーワードです。
2.世界遺産の概要と日本の世界遺産の部分を精読する(1週間)
一通りテキストを読み終えたら、今度は世界遺産の概要と日本の世界遺産の部分を再度しっかりと精読しましょう。2級の出題範囲は約300カ所ですが、その中で世界遺産の概要と日本の世界遺産は確実にいくつか出題されます。
さらに日本の世界遺産は他の国よりも詳しい問題が出題されるので、受験時に登録されている日本の世界遺産はしっかりと頭に入れておいた方がいいです。
とはいっても、テキストの中に書かれている内容を覚えていれば解ける問題です。
そのためにもしっかりと精読しましょう。
特に覚えて欲しい箇所は、日本の各世界遺産がどの世界遺産の登録基準と合致しているかです。
遺産によって合致している数や登録基準も違っているので少しややこしいですが、覚えていると得点アップに繋がります。
3.過去問を全て解く(1週間)
さぁテキストの読み込みはここまでにして、ここからは実際に問題を解いていきましょう。
世界遺産検定では出題の傾向を知ることがとても大事なのでここでしっかり身体で覚えておきましょう。
この期間ではどんどん問題を解いていくことで、自分が覚えてないところや得意、苦手なジャンルがわかってきます。
ちなみに僕は、テキストの一番最初にあたる世界遺産の概要が覚えているようで、全然覚えてませんでした。笑
ここではとくに点数が何点というよりも、出題傾向を知りさらに自分が苦手なのはどのジャンルかを知るのが重要なので、点数はあまり気にしなくて大丈夫です。
4.各回の過去問点数が80点を超えるまで何度も解きまくる(1週間)
ここからがとても大事です。
各年度の過去問題を解き終わったら、もう一度最初の年度に戻って解いていきましょう。
目標点数は2回目なので80点以上です。
この時に、間違えた問題はもちろん、合っていた問題でも自分の知らない世界遺産が出てきた場合は、再度テキストを読んでしっかり覚えていくことが大切です。
これを繰り返して、過去問題集に収録されているのは過去4回分なので、全てで80点以上を取れればかなりいい感じです。
また、知らない世界遺産も復習しながらなので、出題範囲の300カ所はほぼ覚えられているはずです。
まだ少し不安だなと思う場合は、高得点が取れるまで過去問を解く・テキストの復習を繰り返していきましょう。
さぁ!ここまでくればあと一歩!!
5.時事対策として検定前に登録された最新の世界遺産概要を調べる(1日)
これまでの勉強で基礎知識はほぼ覚えられました。
最後の仕上げで最新の世界遺産に関する時事情報を頭に入れておきましょう。
時事対策として覚えておきたい一つは、「世界遺産委員会」の開催国・都市です。
「世界遺産委員会」は、毎年世界遺産を決めるために開催されます。
この「世界遺産委員会」の開催国・都市は、高頻度で出題されているので事前に調べておきたいですね。
もう一つは、この「世界遺産委員会」で登録が決定された世界遺産の概要を把握しておきましょう。
とくにその年に登録された世界遺産の中に日本が入っていた場合は、より詳細に調べておいた方がいいです!
もうここまでくれば、あと試験を受けるだけ!!
自信を持って挑みましょう。
でももし、
「まだやっぱり不安がある!」
って人は僕がやっていたことをご紹介するので読み進めてください。
時間があればやっておいた方が良いこと
今から上げることに関しては、時間に余裕があればでいいです。
例えば公式テキストの内容が頭に入り、過去問もすべて解き終えた。
それでもまだ試験まで日にちが残っていた場合。
別の世界遺産の本を読んで、違う角度から覚えてみる
僕はたまたま暇な時に読みたくて買った世界遺産の本を補足教材的な位置づけで使いました。
公式テキストには載っていない情報が入っているので、より深い知識を身に付けたい場合はお勧めです。
TBS「世界遺産 THE WORLD HERITAGE」を視て覚える
本だけで覚えるの無理!って人にはすごいオススメの方法です。
TBSの番組で日曜日に放送されているんですが、映像もとてもきれいでしっかり解説されているので眼から耳から覚えることが出来ます。
僕は毎週録画をしていて、試験前にも視直しました。
まとめ
以上!世界遺産検定2級を2か月で合格するために行った5つのことでした!
ん?なんか5つ以上あった気がするが、・・・まぁいいか!
世界遺産検定は持っているとすごい稼げたりする資格ではないですが、自分の好きなことに没頭するって結構楽しいことです。
この資格は、世界のことはもちろん日本についても詳しくなることが出来ます。
僕は完全なる自己満で取りました。( ´∀` )
ぜひあなたも受けてみてはいかがでしょうか?