【伊勢旅行】伊勢海老も堪能!!心が和む鳥羽の料理旅館「かず美」

初の伊勢旅行で泊った料理旅館「かず美」

僕達が伊勢神宮での旅行で今回泊まることにした旅館は鳥羽にある「かず美」。

鳥羽駅から車で30分ほどのところにある、昔ながらの旅館だ。

旅館の周りは普通の民家ばかりで、旅館の部屋から外を覗くと学校帰りの中学生やら、その辺を犬と散歩しているおばあちゃんが歩いていて、なんだかとても落ち着いた気持ちにさせてくれる。

また、3分ほど歩けばすぐに海に出会えるのも魅力的だ。

ただし、夜になると町の灯りはほどんど無く、所々にある街灯を頼りに歩かないと行けないため都会の明るさに慣れている人は要注意だ。

僕は興味本位で夜の散歩に出たのだか、旅館の脇の竹藪が生い茂っている真っ暗な道から、散歩中のおじさんが急に出てきた時は、声にならない悲鳴を上げたことは言うまでも無い。

僕がここの旅館の泊まって強烈に思い出に残っているものそれは何と言っても豪華な夕食だった。

なんといっても量が多い。

いやっほんとに。

まぁー多い!

普段泊まる旅館も夕食の量はいつも満足出来るほどだが、ここの夕食は群を抜いて多いのだ。

なにがそもそも多いのかというと、今回は彼女と2人で泊まったのだか、テーブルには4人前はあるんじゃないかと思うぐらいの巨大で立派な刺身の舟盛りが用意されていた。

そう、この旅館は海の幸を、腹がはち切れるぐらい堪能することが出来る旅館だったのだ。

舟盛りの中には鯛、ハマチ、イカ、車海老、アワビなどが入っていて、三重県の名物である伊勢海老の刺身もしっかりといるではないか。

感激だ。

ただし、それだけではない。

刺身とは別に、マグロなどのネタが乗ったお寿司も用意されていて、他にも海老の天ぷらやサザエの壺焼き、そして刺身に続いて伊勢海老のグラタンとこれでもか!というほど海の幸が出てくる。

後半は美味しく頂くというよりは、残したら勿体無いという僕の貧乏症が出てしまい、僕VS旅館という構図で意地で食べていたところがある。

それでも配膳のおばさんは「足りなかったら白いご飯もあるから、持ってきましょうか?」とニコニコ言われる始末。

はい、完全に僕の負けです。

というより、普段の宿泊客どんだけ大食いなんだよ!心の声

とまぁ、こんな感じで夕食はメチャクチャお腹いっぱいになる。

後半はかなりキツかったが、それでもやはり美味しさが上回るので、なんだかんだで食べれてしまうのだから、そこは旅館マジックということだろう。

ごちそうさまでした。

お腹いっぱいになったことだし、次はお待ちかねの温泉だ。

ここは貸し切りの露天風呂も用意されていて、チェックイン時に予約しておけば空いてる時間に40分入れるのだ。

しかも、今回はネット予約だったため無料で入れた。

ちなみに着いてすぐに、同じ大きさの男用露天風呂に入ったのだか、お風呂はこんな感じ。

貸切露天風呂もほぼ同じ大きさなので、ゆったりと外の涼しさを感じながら湯につかることができる。

露天風呂以外にも大浴場があり、ここもとても趣のある造りだ。

僕は朝6時に起きて入ったのだが、陽の光がいい感じに差し込んできて、すごく癒される。

起きれる人は朝飯前に入るのもオススメの入り方だ。

朝ご飯は意外?にもちょうど良い量で、昨日の夕食の感じから、まさか朝ご飯もヤバイんじゃと少しビビっていたので、内心ホッとする自分がいた。

朝ご飯には、伊勢海老の味噌汁が出てくるので、最後まで三重県のいい所を堪能できる。

頻りにご飯のお代わりを勧めてくるおばさんにもうお腹いっぱいと言いながら、小さい頃よくおばあちゃん家でご飯を食べてたとき、同じ様にお代わりはいらないのかと言われていたことを思い出し、少ししみじみとした自分がいた。

そんなどこか昔懐かしい感じを味わうことができるのも、この旅館の魅力の一つなのだろう。

都会の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を過ごしたい時にはまたここへ来るのも良いかもしれないな。

そんな風に思わせてくれるいい旅館だった。

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ABOUTこの記事をかいた人

nobu

広告代理店を経てSEに転職。現在プログラミング習得中。大学時代は海外旅行で10ヶ国ほど周ってみる。旅行と読書が趣味。 個人ブログ「ノブログ」を運営中。