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あの時の青春をもう一度感じたい!!
30歳を目前に控え、最近は高校野球など若い人が頑張ってる姿を見てると
「あー、おれも青春感じてー!!」
なんて思ってしまうノブです。
これは確実に歳をとっているということでしょうかね?(´・ω・`)
でもきっと学生を卒業した人なら一度はそんな事を思ってるはず。
そんなときにオススメなのが、青春小説です!
なぜなら、タイムマシンが開発されない限り、僕たちが過去に戻ることは出来ません。
でも本を読めば、内容と自分の記憶がリンクして当時の気持ちを思い出すことができるからです!
さて、それでは僕がこれまで読んできた中で、笑いあり涙ありの青春小説をご紹介します!
風が強く吹いている
スポーツで青春ものというのは鉄板ですが、これは面白かった!
ダメダメなマラソン経験のない大学生達が一年で箱根駅伝を目指すというマジで王道のストーリー。
未経験者達が一年で箱根を目指すという、ある意味現実離れした設定が僕のツボにハマりました。
もしかしたら本当にこんな大学生いるのかも!?そんな夢をもたせてくれる小説です。
爽快感たっぷりで、何よりも駅伝がめっちゃ好きになります!
夜のピクニック
この小説は確か僕が高校生ぐらいの時に読んだ記憶があります。
舞台となる高校には、伝統行事である夜のピクニックが定期的に行われていて、そこで主人公たち思いや悩みなどが語られていきます。
後からジワジワ来ます。
横道世之介
実は僕の中では、ベスト3に入るほどのかなり好きな青春小説です。
どデカイ何かが起こる!っというストーリーでないんですが、大学生達の力の抜けた自由な雰囲気、一歩ずつ大人へと成長していく姿、何よりも主人公の横道世之介の人柄が好きになりました。
ラストは少しせつなくて、読み終えてホッコリします。
とてもいい小説です。
世界でいちばん長い写真
もうこのタイトル通り!世界で1番長い写真を撮る話です!
出てくる登場人物が個性豊かなのに対し、主人公だけは至って普通な少年。
むしろ冷めてる?そんな印象さえ受けるのですが、唯一すごいのが彼の写真に対する情熱です。
読んでいてガンガン伝わってきます。
その情熱に周りの人達が徐々に動かされていくところは、この本の1番の見どころです。
読み終わった後、カメラを買いに出掛けること間違いなしの作品です。
よるのばけもの
最近読んだ本です。住野よるさんの本はこれで2冊目です。
最初に読んだキミスイ(君の膵臓を食べたい)で、柄にもなく泣いてしまい、他の彼の作品を読んで見たいという思いから夜のばけものをチョイス。
この作品も色々考えさせられます。
オーダーメイド殺人クラブ
クラス内でカースト上位に位置する女子中学生の小林アンがクラスメイトの「昆虫系男子」呼ばれる徳川に自分のことを殺してくれと依頼するところから始まります。
中学生たちの思春期ならではの悩みや葛藤がかなりリアルで、読み応えがあります。
君の膵臓をたべたい
本を読んで泣いたのは久々です。
序盤から涙を誘う展開になることはわかっていたのに、それでも泣いてしまいました!
不器用で友達もいない男子高校生と余命わずかの女子高生との物語。
最後の最後まで運命とはわからないものだと痛感し、それでも残された人は前に進まなければならないと改めて思わされる作品です。
キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)
米文学で有名なJ・D・サリンジャーによる青春小説の名作。読んだことが無い人でも題名だけなら一度は聞いたことがあるはずです。
内容はというと、高校の退学処分を受けた17歳の主人公ホールデン・コールフィールドがニューヨークの街をめぐり家に帰るという話ですが、何といってもホールデンの鬱とひねくり具合がすごいです。
それでも当時読んだとき僕も19歳ぐらいで、共感するところがいくつもありました。
時代を超えても読まれ続けるのだからさすが名作です。
ちなみに僕が読んだのは、村上春樹さんによる訳本だったのでそれもお勧めです。
ノルウェイの森
僕自身が大学生になる前に父親から勧められて読んだ本です。
初めて読んだ村上作品でもあり、読み終わったとき受けた衝撃は今でも覚えています。
1960年代後半の雰囲気が好きで、作中に出てくる小説「グレート・ギャツビー」や「ライ麦畑でつかまえて 」などの米文学にもこれがきっかけで興味を持ちました。
青春小説でもあり、生と死についても深く考えさせられる名作です。
夜は短し歩けよ乙女
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回とは?
独特な世界観が大好きな小説です。どの登場人物も個性的で舞台が京都というのも好きなところ。
作中に出てくるお酒「偽電気ブラン」が気になり過ぎて探してました。(>_<)
(ちなみに「偽電気ブラン」は架空のカクテル。本物の「電気ブラン」はあるようです。)
まとめ
以上僕のオススメ青春小説でした!!
青春小説といっても小説が書かれた時代や登場人物の視点によって感じることは様々です。
ただ、どの小説でも共通していることは、それぞれが成長していく中で直面する壁をどうにか乗り越えようとしているところです。
僕が好きなのはきっとそういうとこですね!ってかそれが青春か!
まだまだ読んでみたい面白い青春小説はあるので、これからも追加していきます。
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